OA機器業界の採用が活発新事業拡大のための技術者を募集中

転職市場月報

2019年1月の転職市場動向 OA機器業界の採用が活発新事業拡大のための技術者を募集中

製造業全体の求人件数は前月比1％増

業種別求人件数の前月比増減（E&M JOBSの11月と12月の求人データをもとに作成）自動車・自動車部品・輸送用機器（1％増）家電・AV機器・通信機器・OA機器（4％増）重電・重工業・プラント（3％減）工作機械・製造機械・半導体製造装置（1％減）半導体・電子部品（1％増）精密機器・測定機器（4％増）全体（1％増）

最新のE&M JOBSのデータによると、製造業全体の求人件数は前月から1％増加しました。

特に求人件数が増加したのは、「家電・AV機器・通信機器・OA機器」（4%増）と「精密機器・測定機器」（4%増）。「自動車・自動車部品」（1%増）と「半導体・電子部品」（1％増）も増加傾向です。

年明けは、4月入社に向けて求人件数が増加する時期。来月はさらに増えていくと予想されます。

大手OA機器メーカーに転職のチャンス業界未経験者の採用も

「家電・AV機器・通信機器・OA機器」の求人件数は、前月と比べて4%増加しました。今月は、特に求人件数が増えたOA機器メーカーの転職市場についてお話しします。

OA機器市場はペーパーレス化の影響を受けて頭打ちとなっているため、大手OA機器メーカーはどこも事業の軸足を移し始めています。衣服や食品などに印刷する産業用プリンタや、X線装置・CT装置などの医療機器、自動運転のための車載カメラなど、インクジェット印刷や画像処理・画像認識の技術を生かした事業の拡大に注力。新事業で即戦力となる人材を中心に、中途採用が活発化しています。

即戦力といっても、業界未経験でOA機器メーカーに転職した事例も多数。例えば、印刷機器に欠かせないインクジェットの噴出部分の開発・設計には、モーターやアクチュエーターに関する仕事をしていた方が転職しており、カメラ関連の事業では、画像処理・画像認識の経験を持っている方が培ってきた経験を生かして活躍しています。

一口に製造業といっても、業界や企業によって働き方はさまざま。業界を超えた転職がしやすくなっているからこそ、幅広い選択肢の中から自分の希望を叶える仕事が見つかる可能性も高まっています。「業界や企業の特徴が知りたい」「自分にどんな業界が合っているのかわからない」という方は、ぜひE&M JOBSにご相談ください。