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転職市場月報Report

2017年4月の転職市場動向 会社の将来が不安……崩れかけなら早く脱出すべきワケ

リストラ開始後では遅い! ライバルが増える前に転職を

崩れかけの会社から逃げる鹿たち近頃、「会社の先行きが不安で転職を考えている」というご相談が増えています。
企業の不祥事が発覚したり、業績が傾いているとき、自分に全く影響がないケースはまれ。給料やボーナスのカットに始まり、事業部ごと売却される、子会社への転属、果てはリストラとさまざまな変化があるものです。

転職経験がないと「今はまだ大丈夫」と状況を甘く見てしまいがちですが、ひとたびリストラが始まると転職市場には似た経歴の人があふれることになります。20代なら未経験OKの求人もありますが、経験を積んだ方ほど応募できる求人が絞られ、かつての仲間と同じポジションを争う……なんて事態になることも
そのため、できるだけライバルが少ないうちに、先手を打って転職活動を始めるのがベター。選べる求人の幅の広く、給料や仕事内容に関する希望も叶えやすくなります。

また、先に退職してからの転職活動はおすすめできません。たとえ今の仕事が忙しくて余裕がなくても、辞めてしまってからでは焦って冷静な判断ができなくなります。必ず辞める前に転職先を見つけておきましょう。

どのメーカーでも需要が大きい『組込みソフトウェアエンジニア』

今回は組込みソフトウェアエンジニアについてお話します。

自動車が産業機械の分野においてソフトによる精密な制御が必要とされている現在、組込みソフトウェアエンジニアは引く手あまたの職種です。
組込みソフトウェアエンジニアは、製品で言えばスマートフォン、家電、自動車、医療機器、精密機器、半導体、工作機械、産業用ロボットなど、実に幅広いメーカーを転職先として選ぶことができます。

また、求人の選択肢の広さだけでなく、異なる製品への転職も比較的簡単なことも特徴。使っているプログラミング言語やハードの知識に問題がなければ、どんな製品を作っているメーカーでもチャレンジできます。

電気・機械系の技術者に属しながら、転職活動においてはメーカーではない企業に行ける可能性もある組込みソフトウェアエンジニアは、技術者のなかでも特殊な存在。それだけに、最先端の技術を魅力に感じて転職する人も多く、現在であれば自動車の自動運転に必要な検知や制御といった分野への転職が増えています。また、下請け企業から元請に移るだけでも年収が上がるため、給料アップを狙っての転職も可能です。

少しでも転職を考えている方、どんな選択肢が広がっているのかを詳しく知りたい方は、ぜひE&M JOBSにご相談ください。

関寺 庸平
技術職専門のコンサルタント。電気・機械・ソフト系技術者への支援で実績を築いている。
前職では上場メーカーで技術営業をしていたため、技術者のキャリアに詳しい。NHKや日経新聞に製造業の転職市場についてコメントを提供。

さらに詳しく転職市場動向を聞きたい方、今人気の求人を知りたい方は、
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