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転職市場月報Report

2017年6月の転職市場動向 突然のリストラ……その時どうする?!

再就職支援会社に頼り切りは× 職場での調整が難しい場合も

リストラされたショックであごが外れたカバ経営が悪化している企業に勤めている方の中には、リストラされるかも……と不安になっても、リストラ後の転職活動について具体的に想像できない方も少なくありません。

リストラはたいてい、40~45歳以上の社員を対象に早期退職者を募る形で行われます。早期退職に手を挙げた人には企業側が再就職支援サービスを用意してくれることもありますが、安心はできません。再就職支援サービスは職歴書の書き方指導や面接対策が中心で、専門的な求人案件を持っていないことも多いためです。

とくに年齢の高い方やニッチな仕事をしている方は、なかなか転職先が見つからないケースも。そういった場合は専門分野に特化した転職エージェントを利用するなど、企業が用意したサービス以外にも目を向けてみましょう

また、面接日程の調整でも苦労しがちです。転職活動がしやすいよう有給取得を促す企業もある一方、忙しい職場では休ませてもらえないケースも。退職後の転職活動は心理的負担も大きくなりますので、なんとか休みを取って在職中に転職先を決めるのがベターです。

会社の経営状況が思わしくなく早期退職を決心した場合、転職活動が初めてだとつい受け身になってしまいがちですが、求人サイトや転職エージェントを上手く使って、自ら早めに行動することが大切です。

外資系メーカーの転職市場 日系企業と変わらない働き方も可能

さて、今回は外資系メーカーの転職市場についてお伝えします。

技術者の方には「ものづくりなら日系も一流なのに、あえて外資系?」と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。ですがこれから転職を考えているなら、選択肢を増やす意味でも外資系を視野に入れることをオススメします

もちろんいわゆる「外資系」のイメージ通りで、英語で海外のエンジニアと丁々発止のやり取りをする…という仕事もありますが、技術者として日系企業と変わらない働き方ができる仕事も少なくありません。ポイントは日本に開発・製造拠点があるかどうかです。

日本に開発・製造拠点を持っている外資系メーカーは、元々日系メーカーとの合弁で設立されていることが多く、社風や仕事の進め方は日系とほとんど変わりません。

一方、日本に開発・製造拠点がない場合は、アプリケーションエンジニアや技術営業寄りの仕事など、実際に手を動かす設計・開発は行わない仕事が多くなります。その場合は海外のエンジニアに日本のニーズに合わせて製品を開発・製造してもらうため、英語やコミュニケーションで苦労するケースもあるようです。

また、「外資系は年収が高い」というのは事実です。同じ職種でも日系と外資系で数百万円の差が出ることもありますので、現在高収入の仕事をしていて年収を落としたくない方や、年収を上げたい方はぜひ外資系の求人をチェックしてみてください。 

ただし外資系企業は四季報などで情報収集することができず、実際に働いている人の声も聞きづらいため、求人票を見るだけでなく外資系に詳しい転職エージェントを使うと転職活動が進めやすくなります。E&M JOBSにも外資系企業の求人を豊富に取り扱っていますので、ぜひご相談ください。

長嶋 一樹
電気・機械・自動車メーカーなどで活躍する技術者の転職を支援しているコンサルタント。とくに外資系メーカーに強く、メーカー幹部との交流も深いため、転職者への詳細かつ具体的な情報提供を得意としている。
業界・職種をまたいだ転職の支援経験も多数。一児の父。

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