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転職市場月報Report

2017年8月の転職市場動向 夏休みでも転職活動できる!?選考会に参加しよう

転職に有利な選考会、積極的に開催中

ビーチでくつろぎ、夏休みを満喫しているラクダ8月はお盆休みがあって転職活動は難しい、企業も動いていないと考えている方も多いのではないでしょうか。

確かにこの時期は企業の人事も動きが鈍くなる時期ですが、あえてこのタイミングで採用に力を入れている企業もあります。とくにそろそろ転職したいと考えている方は、ここ数年で増えてきた「選考会」にまず足を運んでみてはいかがでしょうか

現在、技術者の転職市場は活況で、転職希望者の取り合いになりつつあります。そこで平日に時間が取れない人のために、休日の選考会を開く企業が増えています。例えば弊社が求人をお預かりしている企業でも、8月だけで10社以上が選考会を予定しています。

選考会は前半が企業セミナー、後半は一次選考という構成。セミナーで企業や職種に対する理解を深めた上で選考に臨めるため、志望動機なども整理しやすくなります。また面接はカジュアルな雰囲気で行われることが多く、リラックスした空気で話ができるため、面接に苦手意識のある方はとくに選考会がオススメです。

この時期を逃してしまうと、下半期になるにつれ選考会は減っていきます。秋以降の転職を見据えて、選考会が開かれている今のうちに転職活動を始めてみても良いのではないでしょうか。

工作機械メーカーの転職動向

さて、今月は工作機械メーカーの転職市場動向についてお話しします。

工作機械メーカーは景気の波に影響を受けやすく、好調不調の波が激しい業界です。工作機械メーカーの現在の主戦場は中国をはじめとする海外。世界市場で勝てる技術力である企業以外は、徐々に淘汰されると考えられています。

とくに好調なのはファナックで、2016年度の平均年収が1318万円と年収の高さでも有名です。順調な業績から新規事業にも積極的で、ソフト系エンジニアを100名採用するという大型採用の求人も出ています。今後、工作機械の分野で転職を考えている人は、その企業が今後「勝てる」企業なのかをしっかりと見極める必要があります。

一方、意外に思う方も多いかもしれませんが、総合電機メーカーや自動車メーカーでも工作機械の技術者を歓迎しています。

近年、大手メーカーでは製造機械を内製する傾向にあり、生産技術部門の設備設計の求人が増えてきています。そのため、工作機械メーカー出身者のニーズが上昇中。最近では従業員300人程度の中堅工作機械メーカーから総合電気大手に転職し、年収が1.5倍ほどにアップしたケースもあります。

工作機械の分野で転職を考えている方や、キャリアチェンジの可能性を知りたい方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

関寺 庸平
技術職専門のコンサルタント。電気・機械・ソフト系技術者への支援で実績を築いている。
前職では上場メーカーで技術営業をしていたため、技術者のキャリアに詳しい。NHKや日経新聞に製造業の転職市場についてコメントを提供。

さらに詳しく転職市場動向を聞きたい方、今人気の求人を知りたい方は、
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