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STEP 01 転職活動の基本を知る

就職活動と転職活動の違い同じに見えて全然違う! 就職活動と転職活動

就職活動と転職活動は、一見同じ「仕事を決める」という行為ですが、実際の活動内容は大きく異なります。

就職活動は、大学生や大学院生が4月1日の入社を目指し、一斉に動きます。
研究室の推薦ですんなり決まる人もいますが、多くの学生は「どんな会社で、どんな仕事をしたいか?」という希望によって就職先を探します。また、企業は学生の性格や能力面が、自社にフィットするかどうか判断します。これが新卒一括採用(定期採用)です。

一方、転職活動は、自分の決めたタイミングで行います。
転職者は一人ひとり、経験してきた仕事や能力が大きく異なっており、また転職理由もキャリアアップや結婚・出産などさまざまです。企業側からしても、求める能力を持った人材かどうかよく調べなければならないため、新卒よりもマッチングが難しいと言えます。

社会人経験の分だけ複雑になる転職活動

多くの場合、単純に「やりたい!」という希望だけで企業を選んだ就活と違い、今よりも何かを良くするためにするのが転職です。改善したい条件が叶うのか、また現在の仕事と比べて給与や待遇、勤務条件などで明らかに劣る点がないかなど、さまざまな角度から検討をする必要があります。
転職は、生き方のチューニングのようなもの。就職活動よりも検討事項が多いのです。

その他にも、就職活動と転職活動にはさまざまな違いがあります。
それぞれの代表的な例を解説しますので、以下の表で見比べてみてください。

就職活動 転職活動
時期 3年生の夏頃から活動開始。
早ければ4年生の夏までに終了
自分の決めたタイミングで転職活動を
始め、入社が決まれば終了
期間 準備期間を含め、
半年~1年ほどかけて活動
応募から内定まで最短で1~2週間、平均3ヶ月程度。面接は2~3回
内定後、
入社まで
入社日は大学卒業後の4月1日
(例外あり)
内定後、入社まで1~3ヶ月程度。
前職の退職日との兼ね合いで
入社日を相談
選考
ステップ
エントリーシートで書類選考

SPIなど適性検査

グループディスカッション

面接3~4回

内定
履歴書・職務経歴書で書類選考

適性検査

面接2~3回

内定
応募できる
企業
新卒採用を行っている企業 転職活動のタイミングで、
応募したいポジションの募集を
行っている企業
採用人数 複数名 必要人数のみ採用するため、
若干名。大量採用はまれ
選考内容 問題解決力、リーダーシップ、
素直さなど、ポテンシャル重視
経験してきた業務内容や経歴、
志向性がポジションに合うかを重視
内定承諾
までの期間
1ヶ月以上待ってくれる場合も 内定後、長くても1~2週間で回答
配属 採用後、研修を経て適性を考慮した上で決められる場合が多い 配属されるポジションありきで
採用が行われる
研修 多くの会社では1週間~数ヶ月の
新人研修が行われる
基礎的な企業研修以外は少ない

転職エージェントは、転職希望者の強い味方

これらの違いを踏まえると、転職活動では転職エージェントが役立ちます。
担当コンサルタントが経歴や希望などをヒアリングし、また企業が求める人材をしっかり把握した上で精度の高いマッチングを行うからです。
それぞれの事情に細かく配慮したマッチングができるのは、コンサルタントの仲介があってこそ。
つまり転職エージェントが必要とされるほど、一人ひとりの転職は異なっているのです。

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