サバテサイクル
- よみ
- さばてさいくる
このサイクルは、高速ディーゼル機関の基準サイクルとみなされる。
図のように、等容過程2→3で$$Q_1$$、等圧過程3→4で$$Q_3$$の熱が供給され、その他の状態はオットーサイクルやディーゼルサイクルと同様であり、それらと合成された合成燃焼サイクルとも呼ばれる。
高速ディーゼル機関は、短時間で燃料を燃焼させる必要があり、圧縮が終了直前に燃料を噴射させ、圧縮の終わりで着火したときにそれまでに噴射した燃料が等容過程で燃焼し、その後噴射した燃料は等圧の元で燃焼する行程が繰り返される。
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