シャルルの法則
- よみ
- しゃるるのほうそく
- 英語
- Charles's law
圧力を一定に保った状態では、一定質量の気体の体積は、温度$$1\mathrm{°C}$$上昇または下降するごとに、$$0\mathrm{°C}$$における体積の$$1/273$$ずつ膨張または収縮する。
これをシャルルの法則という。
すなわち、圧力が一定のとき、体積を$$V$$、絶対温度を$$T$$とすると、気体の体積と温度の関係は次のようになる。
$$V = KT$$($$K$$は一定)
[例題] $$20\mathrm{°C}$$の二酸化炭素$$20\ell$$を$$0\mathrm{°C}$$まで冷却したら何$$\ell$$になるか。
[解答]
$$V_2 = V_1 [\frac{t_2 + 273}{t_1 + 273}]$$
上式に$$V_1=20\ell$$、$$t_1 = 20\mathrm{°C}$$、$$t_2 = 0\mathrm{°C}$$を代入すると、
$$V_2 = 20 × \frac{0 + 273}{20 + 273} ≒ 18.6 ≒ 19〔\ell〕$$
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