「 仕事・仕事率 」

　いずれも負荷運転の動力計算に用いる用語である。物体に作用する力を$$F〔\mathrm{N}〕$$、移動距離を$$x〔\mathrm{m}〕$$とすると、なされた仕事は、

　　　$$W= Fx〔\mathrm{J}〕$$

で表される。この間の時間を$$t〔\mathrm{s}〕$$、速度を$$v〔\mathrm{m/s}〕$$とすると仕事率は、

　　　$$P=\frac{W}{t}=Fv〔\mathrm{N \cdot m/s}〕= Fv〔\mathrm{W}〕$$

で表される。電動機の場合、仕事率を出力しゅつりょくまたは動力どうりょくという。