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UJT

よみ
ゆーじぇーてぃー

 サイリスタのゲート回路に用いられる回路素子で、図のようにべース1($$B_1$$)、ベース2($$B_2$$)、エミッタ($$E$$)の3端子を持つ。

 ゲート回路に電流を通ずるための電源としては、(a)UJT、(b)トランジスタ、(c)可飽和リアクトルとトランジスタなどがあるが、UJTが最も一般的である。べース間電圧$$V_{BB}$$に対し$$EB_1$$間のエミッタ電圧$$V_E$$ がある一定電圧$$V_p$$以下ではUJTはオフ状態にあるが、$$V_E$$$$V_p$$に等しくなるとUJT はオン状態となる。$$V_E$$が一定値以下になるとUJT は再びオフ状態に戻る。この特性を利用して図のように$$RC$$回路と結合してパルス状のゲート電圧$$v_g$$を発生させ、これをサイリスタのゲートに加えて位相制御を行う。

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