1. E&M JOBS ホーム>
  2. 用語辞典>
  3. 内部相差角

内部相差角

よみ
ないぶそうさかく

 同期機の無負荷誘導起電力と端子電圧との間の位相差。内部相差角は同期機の出力を決める重要なパラメータである。円筒形同期機の場合、無負荷誘導起電力$$E_0〔\mathrm{p.u.}〕$$、端子電圧$$V〔\mathrm{p.u.}〕$$、同期リアクタンス$$X_s〔\mathrm{p.u.}〕$$、内部相差角$$\delta$$とすると、出力$$P$$は、

 

   $$E=\frac{E_0V}{X_s}\sin{\delta}〔\mathrm{p.u.}〕$$

 

と表される。すなわち$$\delta =\pi /2$$のとき出力は最大となる。

 同期電動機の場合、内部相差角は負荷角とも呼ばれる。

2691-1

カテゴリ

カテゴリーから探す