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減磁作用

よみ
げんじさよう

 電機子反作用起磁力が界磁起磁力と同一軸でかつ反対方向に作用する現象。同期発電機で電機子電流$$I$$が遅れ力率$$\cos{\theta}$$で運転するとき、負荷角を$$\delta$$とすると、電機子電流は公称誘導起電力より$$\phi=\delta+\theta$$だけ位相が遅れ、$$I\sin{\phi}$$の遅相成分による電機子反作用起磁力は、界磁起磁力を打ち消す方向に働き、エアギャップ磁束を減じて内部誘導起電力を低下させる。いいかえれば、公称誘導起電力から電機子反作用リアクタンス降下によって内部誘導起電力となる。同期電動機で端子電圧を一定にして界磁電流を増加すると、過大な界磁起磁力を減磁するように進み電流が流入する。

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