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内燃力発電所

よみ
ないねんりょくはつでんしょ

 内燃機関を駆動源として発電機を直接回転させて発電する発電所。内燃機関は燃料を燃焼させ、燃料のもつエネルギーを直接回転力に変換できるので、蒸気発生装置などの複雑な設備が必要なく簡単に設置でき、出力の割りには熱効率が高い、運転・保守がらく、始動停止が容易などから手軽な発電所として建設される。

 しかしながら、内燃機関自体が技術的に大容量化できないことから、離島用の小規模発電所や特殊地域用発電所となる場合がほとんどである。

 一般にはディーゼル機関(ディーゼル発電設備)が採用され、数百$$〔\mathrm{kW}〕$$から数千$$〔\mathrm{kW}〕$$のものが多い。まれにガスタービン(ガスタービン発電装置)なども採用されるが、発電所というよりも非常用電源としての用途が多い。

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