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フランシス水車

よみ
ふらんしすすいしゃ

 比較的高落差まで使用でき、適用落差の範囲が最も広い(落差30~700$$〔\mathrm{m}〕$$くらい)、代表的な反動水車。ランナ羽根の先端を縁輪でつなぎ、軸と直角に入った流水は向きを変えながらランナ内を通過し、ランナに回転トルクを与えた後、下部の出口から軸と平行方向に出ていく設計である。中落差向きの水車であるが、羽根の形状や入口と出口の断面積などを変えることにより、広範囲の落差に適用でき、特に最近では500~600$$〔\mathrm{m}〕$$のペルトン水車の領域にまで入り込んで使用されている。適用落差範囲が最も広く、固定羽根のため構造が簡単で、価格が安いという長所があるが、落差や負荷の変化に対する効率低下が大きいという欠点がある。

2039-1

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