切削面の残留応力
- よみ
- せっさくめんのざんりゅうおうりょく
- 英語
- residual stress
図のように、切削でも研削でも通常は表面近傍で数百$$\mathrm{MPa/mm}$$ の引張残留応力が
働き、深さ数十$$\mathrm{\mu m}$$以上で圧縮残留応力に転じる。200~300$$\mathrm{\mu m}$$以上では残留応力が働かなくなる。
切削加工変質層内では結晶が微細化し、残留応力が生じ、表面硬化が起こる。この結果、耐食性の変化(応力腐食)と耐摩耗性・耐疲労性に変化が起こる。
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