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技術者の面接マニュアル 基礎編

職務経歴書で自身の技術力のスペックを明確に伝えることができる技術者ですが、面接が転職活動最大の山場であることには変わりありません。

では、中途採用における技術者の面接とは、どのような目的・内容で行われ、果たしてどのような点を見られているのでしょうか。このページでは、そんな技術者の中途採用面接における基礎知識や、面接時の持ち物と服装、面接当日の流れなどを、転職にあまり馴染みがない人でもイメージできるよう、わかりやすく解説していきます。

  1. 01. 技術者の中途採用面接の基礎知識
  2. 02. 面接に必要な持ち物
  3. 03. 面接に相応しい服装
  4. 04. 面接当日の流れと基本的なマナー
  5. 05. まとめ

01技術者の中途採用面接の基礎知識

そもそも、面接はいつ・どこで・誰が・なんのために・どのようにして行われるものなのでしょうか。技術者の転職における面接の概要を5W1Hに沿って表すと、次のようになります。

技術者面接の5W1H

いつ
書類選考通過後(応募書類を提出してから数日~2週間後程度)
どこで
応募した企業の本社または希望勤務地に基づく拠点など
誰が
人事担当者・現場の責任者など(1~2次)/社長・役員(最終面接)
なんのために
応募書類からはわからないあなたのスキルや人柄を確認するため
どのように
対面で応募書類に基づいた質問・会話を通じて

面接は1対1か1対2~3

面接は、基本的に1対1、もしくはあなた1人に対して面接官が2~3人で行われます。新卒のときによくあるようなグループ面接が行われることは稀。会場で他の応募者と顔を合わせることもほとんどありません。

面接の回数は2~3回

面接の回数は、ぜんぶで2~3回。

一次面接では
人事担当者と将来あなたの上司となる現場責任者
最終面接では
部長クラスなどさらに上の責任者か、社長・役員

面接が3回になる場合は、面接官のスケジュールや企業の都合によって、これら2回の工程が3回に分かれるイメージです。

‘‘能力・人物ともに適任か’’を見極められる

面接で測られるのは、応募書類からはわからないあなたのスキルや人柄が、その企業とマッチしているか。人事担当者も面接には参加しますが、技術者面接の場合、実質的には現場の責任者の手に委ねられる部分が大きいです。

技術に明るい現場の人間が直接質問を行うことで、より正確に、あなたのスキルが現場にマッチしているかを見極めます。加えて、現場のマネジメントを行っている観点から、あなたの人柄・性格と、職場の雰囲気や他メンバーとの相性が合っているかを確認します。

最終面接では、一次面接での評価を受けて、より上の立場の決裁者が採用すべきか否かの最終判断を行います。一次面接があなたのことを知ろうとするフェイズなら、最終面接は、合否を最終判断する前に、もう一度一次面接での印象・評価が間違っていないか確認するために行われる、と言えます。

どんなに技術力が高くても人柄NGでは採用に至らない

面接官は、技術力だけでなく、あなたと現場のメンバーたちが良い関係を築いていけそうか、その人柄にも着目しています。「ずば抜けた技術力を持ってさえいれば頑固者・偏屈者でも評価される」というのはフィクションの話。ごく一部の企業を除けば、仕事は個人プレイでなくチームプレイが大前提になりますね。

あなたがいち早くチームに馴染むことができそうだ…と思ってもらうために。ビジネスマナーの遵守や節度ある服装、そして笑顔あふれる柔和な対応で人当たりの良さを伝えることが大切です。

02面接に必要な持ち物

技術者が面接を受けるにあたって、前もって用意しておくべきものは?
ここでは中途の技術者面接に必要な持ち物を、必ず必要なものと、企業や性別など…場合によって必要とされるものに分けてご説明します。

必ず必要なもの

  • 応募書類一式(履歴書、職務経歴書など) ※自分用のコピーも持参
  • 印鑑(指示されている場合)
  • 面接会場となる会社の地図
  • 筆記用具(ボールペン、鉛筆、シャープペンシルなど)
  • 手帳
  • 腕時計(黒や茶色の革、シルバーなどチープでないのもの)
  • ハンカチ、ティッシュ
  • 折り畳み傘

場合により必要な持ち物

  • プレゼン資料や成果物など(企業によって持参を求められることがある)
  • 定規・電卓(筆記試験で必要になる場合に持参を求められることがある)

この他にも企業によって持参を求められるものがあるケースも。必ず面接の前に応募企業の採用ページやメールを確認し、指示に従うようにしましょう。

応募書類一式に関しては、事前に提出していたとしても持参を。応募書類に書いた内容を元に質問が飛んでくることが多いため、電車の中や待ち時間など、面接の前にいま一度内容を読み返しておきましょう。

03面接に相応しい服装

面接にはスーツで、清潔感と爽やかさのある見た目が重要

「どんなに技術力が高くても人柄NGでは採用に至らない」でも語ったように、大切なのはその企業に早く馴染めそうだと思われること。髭が伸びていたり、私服だったり、髪型が奇抜だったり…好き嫌いのわかれるようなことはせず、清潔かつ爽やかな、番人ウケする容姿を志しましょう。

  • ビジネスマナーに基づく清潔感のある見た目
  • 個性的で不衛生な見た目
1髪型
寝ぐせは論外、無造作ヘアやバリバリに固めるのは避け、爽やかさ第一のおとなしめのヘアスタイルに。髪が長い人はできるだけ切った方が無難。最低限、前髪が目や眉にかからないように注意しましょう。
2スーツ
黒・紺・グレーなど暗めかつ一般的な色のものを。
だらしなく見えないようサイズがピッタリのものを選びましょう。
3ワイシャツ
白の無地が基本。襟の高いシャツはネクタイが緩みやすいので避けましょう。 なお、ワイシャツの袖はスーツの袖よりも1~1.5センチほど長めが正しいサイズです。
4ネクタイ
紺や濃赤など派手過ぎない色で、レジメンタルストライプか小さめのチェックなどシンプルな柄のものを。ビビッドなピンクやパープルのような好みの分かれる色は避けましょう。
5髪型
寝ぐせは論外、無造作ヘアやバリバリに固めるスタイルも避け、爽やかさ第一のおとなしめのヘアスタイルに。髪が長い人はできるだけ切った方が無難。最低限、前髪が目や眉にかからないように注意しましょう。
6ベルト
ベルトはスーツに合うシンプルなものを。靴と同じ色のものを巻きましょう。
7靴下
靴下は靴またはスーツと同じ色に。
8靴とベルト
靴とベルトは色をそろえ、黒や焦げ茶が無難です。
キャメルなどの明るい色や、つま先が尖っている靴は避けましょう。
9時計
黒や茶色の革またはシルバーなどチープでないものを。
10カバン
できれば靴・ベルトと同じ色のビジネスバッグを。
ない場合はナイロンでも可ですが、リュックやトートバッグなどカジュアルなものはNG。
面接中は椅子の足元に置くため、手を離しても自立するものを選びましょう。

スーツのシワや汚れはないか

面接事前に必ず一度はスーツを着て、全身鏡の前で汚れやシワがないかチェック。できればブラッシングをして表面のホコリも取っておきましょう。汚れが付いていたり、膝の裏や背中にくっきりシワがついているようなら、思い切ってクリーニングへ。

着崩れはないか

面接当日にありがちな着崩れは、ネクタイが曲がっている、ポケットのフラップ(フタ)がよじれている、襟が曲がっている、お尻のポケットから洗濯表示が飛び出している、など。変なところがないか、すみずみまで確認を。

ボタンはしっかり留められているか

ジャケットのボタンは、二つボタンなら上のみ、三つボタンなら真ん中のみを留めましょう。ワイシャツはネクタイが緩んでこないよう第一ボタンを必ず留め、袖口のボタンも必ず締めましょう。

靴はしっかり磨かれているか

エントランスで椅子に座って待っている間など、靴は汚れていると意外と目立つもの。必ず磨いて艶を出しておきましょう。もしかかとがすり減っていたり、大きなキズが付いている場合は、リペアに出しておくことをオススメします。

髭や爪、寝ぐせは大丈夫か

スーツにばかり気を取られて、髭や爪が伸びていたり、髪がぼさぼさだったり…ということがないように。普段髭を伸ばしている人も、初対面にはあまり良い印象を与えない可能性があるため、面接時には思い切って剃ることをオススメします。

当日は見た目だけでなく臭いにも注意を

面接時の容姿で意外と落とし穴なのは、目には見えない臭いの問題。面接会場は大抵の場合、小会議室や面談室といった個室です。煙草の臭いや食べものの臭い、きつすぎる香水など…臭いは相手に不快感を与え兼ねません。

一度臭いを気にされてしまうと、どんなに良いアピールができたとしても、相手の耳に入っていかない可能性も。面接前には煙草を吸わない、香水を付けない、歯を磨き、汗や口臭などもできるだけケアしましょう。

04面接当日の流れと基本的なマナー

到着したら中に入る前に身なりをチェック

企業に到着したら、必ず中に入る前に身なりを整えましょう。冬場ならコートやマフラーを取り、夏場なら脱いでいたジャケットを着ること。携帯電話も電源はオフ。早く着きすぎた場合は外で待ち、約束時間の5分前くらいになったら受付へ。

まずは受付で面接官を呼ぶ

受付に案内係の人が居る場合はその人へ、居ない場合は備え付けの内線電話で面接官を呼び出します。

「お忙しいところ失礼いたします。
本日●時に中途採用面接のお約束をいただいております、(名前)と申します。
採用ご担当の▲▲様にお取次ぎをいただけますでしょうか」

※事前に誰宛に伺えばいいか確認しておきましょう。

案内者を待つ

受付を済ませると、面接室まで案内する人が来るのを待つことになります。このとき、面接官以外にも「見られている」という意識を持つことが大切です。座って待つよう言われた場合以外は勝手に椅子に座らないよう心がけ、通りかかった社員には「こんにちは」と挨拶を。

面接室へ

案内担当の社員が見えたら、丁寧なあいさつを心がけ、面接室までは案内に従いながら、横には並ばず2~3歩後ろを歩きましょう。

面接室へ入る

通された面接室に既に面接官が居る場合は、「失礼します」と一礼をして、指示に従いながら面接官の向かい側の席へ。

面接室に誰も居らず、先に入室する場合は中で面接官を待つことになります。案内役の指定した席へ。

特に指定がない場合は、下座(最も入り口のドアに近い位置)へ。「お掛けになってお待ち下さい」と言われた場合はその席に座り、言われなかった場合は、席のすぐ脇に立って待ちましょう。

面接官が中に居て、自分で扉を開け閉めする場合のマナーは?

面接官が中で待つパターンで、かつ案内人が扉を開けず、部屋の前までしか案内してくれない場合は、ノックを3回した上で、中から「どうぞ」と言われてから「失礼します」と断って入室するのがマナーです。入室後、扉を閉めるときは、面接官にいったん背を向け扉と向き合った状態でそっと閉める(後ろ手に閉めない)こと。

面接官へ挨拶

「(名前)です。本日はよろしくお願いします」と挨拶し、「どうぞ」と着席を促されたら座りましょう。その際、鞄や荷物は足元に置き、コートやマフラーは、足元の荷物の上に畳んで置くか、二つ折りにして椅子の背もたれに掛けるようにしましょう。

勝手にハンガーラックを使わない

面接室によってはハンガーラックが設けられている場合がありますが、必ず面接官に勧められてからにしましょう。

面接

面接中はできるだけ相手の目を見て、笑顔を意識し、しっかりと敬語でハキハキとした受け答えを行うこと。声が小さいと自信がないように聞こえてしまいます。いつもより意識して大きめの声を出すと良いでしょう。

なお、自己PRに夢中になりすぎて不遜な態度を取ってしまうことのないよう注意を。

面接終了

面接が終わったら、起立して「ありがとうございました」と深いお辞儀(45度程度)を。

面接官(または別の社員)が途中まで見送ってくれた場合は、必ず相手が見えなくなるタイミング(エレベーターの扉やロビーの自動扉が閉まる際)に改めてお礼を言い、再度頭を下げます。

会社の外に出てからもすぐに気を抜かないように。コートを着たりジャケットを脱いだりするのは、必ず応募した企業が見えなくなってからです。

面接に遅刻は厳禁

「時間を守る」というのはビジネスパーソンの基本。どんなに優秀なスキルを持つ技術者でも、時間にルーズと思われた途端、一気に信用をなくしてしまいます。
面接には絶対に遅刻することがないよう、事前に経路・交通アクセスを確認しておくことはもちろん、交通機関の遅れも加味し、30分前には到着する計算で行動を。

余裕を持って早めに着いていれば、近くのトイレで服装や髪型の乱れをチェックしたり、少し離れた場所で応募書類に再度目を通すなど、事前の準備を行うことができます。

※どうしても遅刻してしまう場合は、早めの電話連絡を

電車の遅延やトラブルなどやむを得ない理由で面接に遅れそうなときは、合わないと分かった時点ですぐに電話連絡を。早めに連絡があると面接官側もスケジュールの調整などがしやすいため、大きく印象を損なわずに済むでしょう。

電車に乗っている場合は、通話するために一度下車すべきかためらいそうですが、それでも降りて連絡することが優先です。連絡なしで到着が遅れるのはもちろん、電車内から掛けた場合も物音や声のトーンでそれが伝わり「マナーのない人間だ」と印象が悪くなってしまうでしょう。

05まとめ

技術者の面接は、応募書類に書かれていたスキルの確認だけでなく、あなたが自社に相応しい人柄か…職場になじみ、現場の社員たちと良好なチームワークが生まれるか否かを見定める意味で行われています。

そのため大切なのは、人当たりの良い人間だと思ってもらえること。好みの分かれる服装や立ち振る舞いは避けて、マナーや節度を守り、清潔かつ親しみやすい行動と、大きな声でハキハキ答えることを心がけましょう。

このページでは、面接の目的や流れ、服装、マナーといった基礎的な情報をお届けしました。次のページでは、面接の実践編として、よくされる質問と回答例、技術者が自分のスキルや人柄を上手くアピールするためのコツ…といった攻略法をお伝えします。

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