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板ばね

よみ
いたばね
英語
leaf spring

 平ばねおよび重ね板ばねは材料力学上はりとして取り扱うことができる。 ここで、$$\sigma$$を最大曲げ応力、$$E$$を縱弾性係数、$$W$$を荷重、$$\delta$$をたわみ、$$n$$を重ね板ばねの枚数、$$\bar{U}$$をばねの単位体積に含まれる平均ひずみエネルギー、$$k$$をばね定数(片持はりの場合)とする。 図1-5は一様断面の平ばねで、 次の式が成立する。8-1

 $$\sigma=\frac{6lW}{bh^2}\ ,\ \delta=\frac{4l^3W}{bh^3E}\ ,\ \bar{U}=\frac{1}{18}\frac{\sigma^2}{E}\ ,\ k=\frac{W}{\delta}$$ (1-8)

 

図1-6は厚さが一様な三角形ばねで、板全面にわたって曲げ応力が一様になり、 次の式が成立する。

8-2

 

 $$\sigma=\frac{6lW}{bh^2}\ ,\ \delta=\frac{6l^3W}{bh^3E}$$ (1-9)
 $$\bar{U}=\frac{1}{6}\frac{\sigma^2}{E}\ ,\ k=\frac{W}{\delta}$$ (1-10)

 

 図1-7は等しい厚さの板からなる重ね板ばねで三角形ばねを縦に分割して重ね合わせたもので、板間の摩擦を無視した場合には次の式が成立する。

8-3

 $$\sigma =\frac{6lW}{nbh^2}$$  ,$$\delta=\frac{6l^3W}{nbh^3E}$$  ,$$\bar{U}=\frac{1}{6}\frac{\sigma^2}{E}$$  

(1-11)
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