線膨張係数
- よみ
- せんぼうちょうけいすう
- 英語
- confficient of linear expansion
金属材料は温度が上昇すると膨張し、低下すると収縮する。温度1°Cの変化によって生ずる金属材料の単位長さ当たりの伸縮量を線膨張係数といい、これを$$\alpha$$とすると、この$$\alpha$$は温度変化のある一定範囲内では、同一材料ではほとんど変化しない。したがって、金属材料の使用状況によってはその温度変化により膨張による引張応力、収縮による圧縮応力を考慮しなければならない。このように、温度変化により発生する応力を熱応力[thermalstress、temmperaturestress]という。
熱応力:$$\sigma≒E\sigma(t-t_0)$$
と表示され、棒の長さ、太さに無関係である。
ここで、$$E$$:縦弾性係数、$$\alpha$$:線膨張係数、$$t_0$$:上昇前温度、$$t$$:上昇後温度
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