配電系統へ流出する第5調波電流
- よみ
- はいでんけいとうへりゅうしゅつするだいごちょうはでんりゅう
整流回路などで発生する高調波電流の次数としては第3、第5、第7、第11、第13などがあり、次数が小さい方が一般に発生量は大きい。しかし、第3調波は△巻線で外部に流れ出ないようにすることができるなど対策が可能であり、次に大きい次数である第5調波には系統的な低減方策がないため、問題になる。
特に、進相コンデンサにおいては、高調波電流が流入すると焼損のおそれがあるので、直列リアクトルなどを設置して第5調波をはじめとする高調波電流の流入を防ぐことが必要となる。
カテゴリ |
---|