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高圧受電設備の保護措置・保護協調

よみ
こうあつじゅでんせつびのほごそうち・ほごきょうちょう

 主遮断装置の形式により、CB形とPFS形がある。高圧受電設備に記した単線結線図はCB形である(高圧受電設備)。一般に電気事業者との責任分界点に区分開閉器(PAS)が設置される。CB形は、主遮断装置にVCBなどの遮断器(CB)を使用し、受電設備に地絡、過負荷、短絡などの故障(事故)が発生したとき、地絡継電器(GR)または地絡方向継電器(DGR)、過電流継電器(OCR)などで検出しCBを遮断させ設備を保護する方式である。PFS形は主遮断装置を開閉器(S)と高圧限流ヒューズ(PF)で組み合わせたもので、地絡事故が発生したときはGRまたはDGRで検出し開閉器をトリップさせ、短絡事故のときは、短絡電流が数千~1万数千$$〔\mathrm{A}〕$$の大電流であるためPFで遮断する方式である。

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