保安工事
- よみ
- ほあんこうじ
架空電線路は断線および支持物の倒壊などの事故が起きないように、また危険防止のため他の工作物とできるだけ接近しないように施設されている。しかし、やむを得ず接近しなければならない場合もあり、その場合には安全に対する規制を一般の場合より強化する必要がある。この強化すべき事項をまとめたものが保安工事である。
保安工事
低圧保安工事 | 高圧保安工事 | |||
電線 (ケーブルを除く) |
引張強さ8.01$$〔\mathrm{kN}〕$$以上のもの または直径5$$〔\mathrm{mm}〕$$以上の硬銅線 |
|||
木柱 | 安全率 | 1.5以上 | ||
末口 | 12$$〔\mathrm{cm}〕$$以上 | ―― | ||
径間 |
木柱、 A種鉄柱、 A種鉄筋 コンクリート柱 |
100$$〔\mathrm{m}〕$$以下 | ||
B種鉄柱、 B種鉄筋 コンクリート柱 |
150$$〔\mathrm{m}〕$$以下 | |||
鉄塔 | 400$$〔\mathrm{m}〕$$以下 |
カテゴリ |
---|