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第1次接近状態

よみ
だいいちじせっきんじょうたい

 架空電線が他の工作物と接近せっきん(併行する場合を含み、交さする場合および同一支持物に施設する場合を除く)する場合において、当該架空電線路が他の工作物の上方または側方において水平距離で架空電線路の支持物の地表上の高さに相当する距離以内に施設されること(水平距離3$$\mathrm{〔m〕}$$未満に施設されることを除く。3$$\mathrm{〔m〕}$$未満は「第2次接近状態」になる)により、架空電線路の電線の切断、支持物の倒壊などの際に、当該電線が他の工作物に接触するおそれがある状態をいう(解釈第49条)。

 複雑な定義であるが、図示して考えるとわかりやすい。

 図のように「第1次接近状態」とは支持物の地際を中心として、その高さ$$H$$を半径とした半円以内に他の工作物が施設される状態をいう。

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