交流アーク溶接機
- よみ
- こうりゅうあーくようせつき
アークの電流‒電圧特性は図のように、電流が増加すると電圧が下がるという負特性であるので、アーク溶接機の電源の電流‒電圧特性は垂下特性を持つことが必要である。この垂下特性を得るために、一般に漏れ変圧器が使用される。電流の調整方法により、一次および二次コイル間の間隔を変えて漏れリアクタンスを変化させる可動コイル形、磁気回路の一部に可動鉄心を設け、これを移動させて漏れ磁束量を変化させる可動鉄心形、そして直流でリアクトルの励磁を調整し、リアクタンスを変化させる可飽和リアクトル形がある。
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