電気溶接
- よみ
- でんきようせつ
溶接部の加熱を電気的に行うものの総称。大きく分けると抵抗加熱による電気抵抗溶接と、アーク加熱によるアーク溶接の二つとなる。電気抵抗溶接は、2金属の接触面や金属自体の抵抗により接触した部分が発熱し、高温に達した際、適当な圧力を加えて両面を完全に接着させるものである。方式として、点溶接、縫合せ溶接、突合せ溶接、火花突合せ溶接などがある。アーク溶接は母材と電極との間または電極間のアーク熱により接合部を溶融し溶接する方法であり、交流と直流のいずれも用いられる。電極の種類により、金属電極式と炭素電極式がある。このほかに特殊な溶接法として電子ビーム溶接、レーザビーム溶接、誘導溶接などがある。
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