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高周波誘導炉

よみ
こうしゅうはゆうどうろ

 電磁誘導作用により被熱物に電流を誘起し、それ自身の抵抗発熱により加熱する炉を誘導炉ゆうどうろというが、使用周波数が1~10$$〔\mathrm{kHz}〕$$(小形炉では400$$〔\mathrm{kHz}〕$$もある)の炉。構造はすべて図のようなるつぼ形であり、水冷パイプをるつぼの周りにらせん状に巻き加熱コイルとしている。加熱方式には、耐火性るつぼに入れた導電性物質を直接加熱する直接誘導法ちょくせつゆうどうほうと、導電性の黒鉛るつぼを二次発熱体として、るつぼ内の物質を加熱する間接誘導法かんせつゆうどうほうとがある。金属の溶解に用いられる。力率改善用コンデンサを必ず並列に入れる。

2905-1

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