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光電池

よみ
こうでんち

 照度計の受光部に用いられ、内部光電効果により入射光束と光電流が比例する関係を利用して照度を測定する装置。かつてはセレン光電池であったが、現在ではシリコン光電池が多く使われている。入射光が余弦則に従うよう角特性を補正するために、拡散性のガラスがかぶせてあり、また波長に対する感度が人間の眼と一致するように、視感度補正用のフィルタを用いている。測定範囲は一般に0~300$$〔\mathrm{lx}〕$$であるが、これ以上の高照度の測定には10倍、100倍の灰色フィルタを受光面にかけて用いている。なお、微小照度の測定には光電管を用いた照度計があり、$$10^{-4}~10^5〔\mathrm{lx}〕$$の測定ができる。

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