鉛直配光直線
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- えんちょくはいこうきょくせん
光源あるいは照明器具の中心(光中心という)を含んだ鉛直面上における配光曲線。一般に配光曲線といった場合、この鉛直配光曲線を指すことが多い。鉛直面は、水平角のとり方により無数存在するが、どの面の鉛直配光曲線もすべて等しい場合を対称配光といい、そうでない場合を非対称配光という。理想的な対称配光曲線を持った光源ならば、鉛直角$$\theta$$による簡単な式で表すことができる。例えば、直線光源あるいは円筒光源では$$I_\theta = I_{90}、\sin{\theta}$$、平面板光源では$$I_\theta = I_0、\cos{\theta}$$、点光源あるいは球面光源では$$I_\theta = I_0$$ などである。ただし、$$I_\theta$$、$$I_0$$、$$I_{90}$$はそれぞれ$$\theta$$、$$0°$$、$$90°$$方向の光度$$〔\mathrm{cd}〕$$を示す。
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