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球形光源

よみ
きゅうけいこうげん

 名称が示すように球の形をした光源。一般にはランプの外側を乳白色の球形のグローブで囲んだ状態を考えることが多い。照明計算をする場合には、取扱いが容易なように、表面は均等拡散面で、電源コードや穴もなく、すべての方向に等しい光度で輝いているものとしている。輝度$$L〔\mathrm{lm}/\mathrm{m}^2〕$$、半径$$r〔\mathrm{m}〕$$の球形光源が高さ$$h〔\mathrm{m}〕$$にある場合、光源中心直下の点の水平面照度$$E$$は、

 

  $$E = \pi \cdot r^2\frac{L}{h^2}〔\mathrm{lx}〕$$

 

で与えられる。また、あらゆる方向への光度を$$I〔\mathrm{cd}〕$$とすると、

 

  $$L = \frac{I}{\pi r^2}〔\mathrm{cd}/\mathrm{m}^2〕$$

 

で与えられるので、

 

  $$E = \frac{I}{h^2}$$

 

となり、点光源による照度計算と同じになる。

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