色温度
- よみ
- いろおんど
光源の光色を表すもの。すなわち、黒体を熱していくと、温度放射により段々と輝いてくるが、このときの加熱温度と輝きの色との間には一定の関係がある。そこで、光源の光色が黒体で、ある温度で輝いている色と一致した場合、その温度により光源の光色を表すことにして、これを色温度と呼ぶ。もし、これらの色が完全に一致しない場合には、決められたルールにより最も近い色を色温度とすることになっている。色温度には絶対温度を用いるので、単位はケルビン(記号は$$\mathrm{K}$$)となる。赤みの光は数値が低く、青白くなるほど高い値となり、色温度が高いという。各種光源の色温度を表に示す。
光 源 | 色温度$$〔\mathrm{K}〕$$ |
天頂上の太陽 満 月 ガス入タングステン電球(60W) ハロゲン電球(照明用1kW) 蛍光ランプ(白色) 蛍光ランプ(昼光色) 蛍光水銀ランプ メタルハライドランプ 高圧ナトリウムランプ |
6280 4125 2830 3000 4200 6500 4100 3800~6000 2100~2500 |
カテゴリ |
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