同期発電機
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- どうきはつでんき
電機子巻線と直流磁界との回転相対運動により、電機子巻線から交流の電力および無効電力を取り出す回転電気機械。極数$$p$$で回転速度を$$n〔\mathrm{s^{-1}}〕$$とすると発生交流の周波数は、$$f=pn/2〔\mathrm{Hz}〕$$になる。電機子巻線の相数によって、単相同期発電機、多相同期発電機があり、直流界磁に永久磁石を用いる磁石同期発電機がある。電機子巻線と界磁巻線がともに固定され、誘導子と呼ばれる突極構造の鉄心のみ回転する誘導子形同期発電機は磁界と巻線との相対運動ではなく、磁気回路の抵抗変化に基づく電機子巻線との鎖交磁束の変化を利用している。同期発電機は無効電力をも供給できる特長がある。
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