負荷電流
- よみ
- ふかでんりゅう
発電機では負荷に供給している電流で、電動機では電機子巻線に流れる電流のうち負荷を負ったときに流れる最大電流値。下限がある場合は範囲で示す。負荷電流の主体は電機子電流であるが、分巻界磁巻線を持つ発電機では、電機子電流からこの分巻界磁電流を差し引いた残りが負荷電流として負荷に供給される。一方、電動機では電機子で変換した機械動力の一部が鉄損と機械損の供給に消費され、負荷の駆動に利用できない。それゆえ、この損失分を供給する電機子電流を無負荷電流と称して負荷電流と区別される。分巻界磁巻線を有する電動機では、入力電流には無負荷電流と負荷電流のほかに分巻界磁電流も含む。
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