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暗きょ式

よみ
あんきょしき

 地中電線路の布設方式の一つ。地中に暗き
ょ(洞道)またはふた付き開きょを作り、床
上または棚上にケーブルを布設するもので、
管路式では条数が多くなり過ぎ、相対発熱に
よる温度上昇で、許容電流が抑制されて送電
効率が著しく低下するような場合に採用され
る。ケーブルは洞道内に設けたケーブル受金
物(ケーブルラックまたはハンガ)やケーブル
棚上に支持される。また、道路専有の効率化
を図るため、電力・通信・ガス・上下水道な
どを同一洞道に収容する場合、これを特に
共同溝きょうどうこうという。暗きょ式布設は、ケーブル
の熱放散が良好で許容電流が大きくとれるの
で多条布設に適し、点検や布設後の増設に便
利であるが、工事費が非常に大であることや工期が長いことの欠点がある。

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