安全電流
- よみ
- あんぜんでんりゅう
導体に電流を流すとジュール熱が発生し、
その温度は次第に上昇するが、それとともに
周囲に放散する熱量も増加し、発生熱量と放
散熱量とが互いに等しくなったとき温度の上
昇はやみ、一定の温度に落ち着く。この最終
温度は導線の種類、表面積、周囲の状況など
によって異なる。電線では、温度上昇による
機械的強度や絶縁の低下などを考慮して、安
全に流すことのできる最大電流を決め、これ
を安全電流または許容電流
と呼ぶ。
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導体に電流を流すとジュール熱が発生し、
その温度は次第に上昇するが、それとともに
周囲に放散する熱量も増加し、発生熱量と放
散熱量とが互いに等しくなったとき温度の上
昇はやみ、一定の温度に落ち着く。この最終
温度は導線の種類、表面積、周囲の状況など
によって異なる。電線では、温度上昇による
機械的強度や絶縁の低下などを考慮して、安
全に流すことのできる最大電流を決め、これ
を安全電流または許容電流
と呼ぶ。
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