避雷器
- よみ
- ひらいき
電気回路と大地間に接続し、主として雷サージを大地に流し、異常電圧を低減して、変圧器などを守る機器。アレスタともいう。古くは弁抵抗形避雷器(炭化けい素を用いたもので、常時の電流を流さないため直列ギャップを付属させてある)を用いたが、最近は酸化亜鉛形避雷器(平常の回路電圧ではほとんど電流が流れないので、直列ギャップがない。ギャップレス避雷器ともいう。弁抵抗形に比べ制限電圧が低く、小形である)が採用される。避雷器は、変圧器など保護すべき機器のなるべく近くに設置し、接地抵抗を低くするのがよい。
カテゴリ |
---|