改良型コンバインドサイクル(ACC)
- よみ
- かいりょうがたこんばいんどさいくる
- 英語
- Advanced Combined Cycle
従来のコンバインドサイクル発電プラントは1100〔°C〕級ガスタービンの採用により発電端熱効率約43~48〔%〕を達成しているが、1300〔°C〕級ガスタービンの採用などによりさらに熱効率を向上させ約48~53〔%〕としたものを改良型コンバインドサイクルという。
ガスタービンは高温耐力材料の採用、精密な動静翼の冷却による高温化、タービンの高効率空力設計などが図られている。
当然ガスタービンの排気温度も高くなり、再熱方式の採用などによる排熱の有効利用をすることで、蒸気タービンへ供給される蒸気も1100〔°C〕級プラントの6.3~7.0$$〔\mathrm{MPa}〕$$から1300〔°C〕級プラントの10~15$$〔\mathrm{MPa}〕$$となっている。
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