予備発電装置
- よみ
- よびはつでんそうち
通常使用している電源(常用電源)が故障などにより使用できない場合に、一時的に発電を行い常用電源に代わって給電を行うための装置。
発電所などの場合、所内交流電源が停止しても安全のためや、設備損傷防止のために作動させる必要のある機器(ファン、ポンプ類など)、制御用機器、通信設備、非常灯、蓄電池用充電器、開閉装置などに給電するために予備発電装置を設置している。一般にはディーゼル発電装置を使って低圧交流電源を供給する。これは停電の場合、短時間で自動起動し、発電機は速やかに電圧を発生して必要機器に給電する。また、電力系統上重要な発電所では、外部から起動用電源を得られなくとも、自力で始動できるようにガスタービン発電装置を設置している所もある。
カテゴリ |
---|