沸騰水型原子炉(BWR)
- よみ
- ふっとうすいがたげんしろ
- 英語
- Boiling Water Reactor
軽水または重水を冷却材とし、これを沸騰させて使用する原子炉の総称であるが、一般には軽水を減速材、冷却材、反射材として使用する原子炉という。
燃料体には低濃縮ウラン(2~3〔%〕)を用いている。冷却材は約6.9$$〔\mathrm{MPa}〕$$に加圧された状態で使用され、原子炉内を上昇する間に沸騰し、原子炉から約6.9$$〔\mathrm{MPa}〕$$の飽和蒸気としてタービンに送られる。蒸気発生器を必要としないがタービンを含む蒸気系も放射能を帯びるために、タービンや関連機器の遮へい、密閉、保守に注意が必要である。世界および日本で多数運転されている。
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