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加圧水型原子炉(PWR)

よみ
かあつすいがたげんしろ
英語
Pressurized Water Reactor

 燃料体には低濃縮ウラン(2~3〔%〕)、減速材、冷却材、反射材には軽水を用いている。冷却材は約15.7$$〔\mathrm{MPa}〕$$まで加圧された状態で使用し、高温となった冷却材は沸騰せずに原子炉外の蒸気発生器へ導かれ、蒸気発生器二次側の水を加熱してから原子炉に戻される。蒸気発生器二次側の水は約5.9$$〔\mathrm{MPa}〕$$の飽和蒸気となりタービンに送られる。タービンを含む蒸気系は放射能を含まず保守が簡単となるが、蒸気発生器チューブの腐食対策、保守に注意が必要である。世界および日本で多数運転されている。

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