設備利用率
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- せつびりようりつ
設備の利用の度合いを示すもの、発電所の年間設備利用率は次式で表される。
$$F_y = \frac{W_y}{8760S}$$
$$W_y$$:年間発電電力量$$〔\mathrm{kW \cdot h/ 年}〕$$
$$S$$:設備容量:$$〔\mathrm{kW}〕$$
$$8760$$: 1年間の時間。365〔日/年〕$$\times$$24〔h/日〕
設備容量としては、許可最大出力または定格容量が用いられ、前者の場合を発電率、後者の場合を容量率と呼ぶこともある。供給する電力量が一定の場合、ピーク負荷が大きいほど負荷率が低下して設備利用率は低下する。原子力発電所の設備利用率は、トラブル発生のバロメータとして用いられている。
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