熱サイクル効率
- よみ
- ねつさいくるこうりつ
タービン復水をボイラで加熱して発生させた蒸気をタービンに供給する場合、ボイラで発生させた熱量のうち、どれだけタービンに働かせることができたかを表すもの。
復水のエンタルピーを$$h_1 〔\mathrm{kJ/kg}〕$$、復水流量を$$Z〔\mathrm{kg/h}〕$$、タービン入口蒸気のもつエンタルピーを$$h_4 〔\mathrm{kJ/kg}〕$$、蒸気量を$$Z〔\mathrm{kg/h}〕$$、復水器真空まで断熱膨脹した蒸気のエンタルピーを$$h_5 〔\mathrm{kJ/kg}〕$$、熱サイクル効率を$$η_c$$〔%〕とすると(「ランキンサイクル」の図)、
$$\eta_c = \frac{Z(h_4-h_5)}{Z(h_4-h_1)} \times 100$$ 〔%〕
$$=\frac{(h_4-h_5)}{Z(h_4-h_1)} \times 100$$ 〔%〕
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