密封油装置
- よみ
- みっぷうゆそうち
発電機内の水素ガスが軸に沿って機外に漏れるのを防止する装置。水素冷却発電機は、水素ガスが空気と混じると広い混合比の範囲内で爆発するので、厳重な気密構造とする必要がある。最も外気と接触しやすい部分は軸受部分で、この部分にはオイルシールを施し、水素ガスが軸に沿って機外に漏れるのを防止するとともに空気の侵入を防止するため、油膜による密封装置を備えている。密封油はできるだけ機内ガス純度を下げないように制御する必要があり、常に機内ガス圧より0.05$$〔\mathrm{MPa}〕$$高く保っている。密封油の処理方法には真空処理式、複流式、連続掃気式がある。
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