節炭器
- よみ
- せつたんき
排ガスの余熱でボイラの給水を加熱する機器。ボイラを出る燃焼ガスの余熱を有効に利用し、煙突から排出されるガスの熱量を少なくして燃料の節約、蒸発量の増加、熱効率の向上を図るために設けられる。また、給水を予熱することによりボイラ水との温度差が減少し、熱応力による悪影響を軽減することもできる。最近の大容量ボイラでは、タービンの抽気(タービンの途中から蒸気を抽出すること)段数が多くなり節炭器へ入る給水温度も高くなってきたので、節炭器は次第に小さくなる傾向にある。
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排ガスの余熱でボイラの給水を加熱する機器。ボイラを出る燃焼ガスの余熱を有効に利用し、煙突から排出されるガスの熱量を少なくして燃料の節約、蒸発量の増加、熱効率の向上を図るために設けられる。また、給水を予熱することによりボイラ水との温度差が減少し、熱応力による悪影響を軽減することもできる。最近の大容量ボイラでは、タービンの抽気(タービンの途中から蒸気を抽出すること)段数が多くなり節炭器へ入る給水温度も高くなってきたので、節炭器は次第に小さくなる傾向にある。
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