ガバナフリー運転
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- がばなふりーうんてん
ガバナに出力調整など速度調定率を変化させるような調整を加えないで、ガバナの働きにまかせて水車・発電機を運転すること。ガバナフリーで運転中は、系統周波数(電力系統の周波数)が上昇(低下)すると、発電機回転数が上昇(低下)し、速度調定率に従って出力が減少(増加)する。このようにして、系統周波数を一定に保つのに役立つ。発電機容量に十分な余裕がない場合などは、ガバナの調整によって出力を一定に抑える(負荷制限)ような運転を行うこともできる。このような調整を加えると、ガバナフリーではなくなる。ガバナフリー運転は調速機運転と呼ばれることもある。
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