水圧変動率
- よみ
- すいあつへんどうりつ
水車を運転中、負荷が急激に変化した場合、水車に加わる水圧が変化する割合。水車がある出力で運転中、急激に負荷が減少すると、使用水量の急激な減少に流入水量が即応できないため、水車に加わる水圧が過渡的に急上昇する。この水圧の変動の割合が水圧変動率であるが、現地における負荷遮断試験の場合の水圧変動率$$\delta_p$$は次式によって計算される。
$$\delta_p=\frac{P_{max}-P_{st}}{H_{st}} \times 100$$〔%〕
ただし、$$P_{max}$$:負荷遮断により生ずる水車中心の最大水圧$$〔\mathrm{m}〕$$、$$P_{st}$$:水車停止時における水車中心の静水圧$$〔\mathrm{m}〕$$、$$H_{st}$$:水車停止時の静落差$$〔\mathrm{m}〕$$
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