プロペラ水車・カプラン水車
- よみ
- ぷろぺらすいしゃ・かぷらんすいしゃ
プロペラ形の羽根をもち、流水が軸と平行方向にランナを通過する低落差向きの反動水車。フランシス水車を低落差で使用すると、流水の摩擦損失が増加し効率が低下するが、羽根の先端の縁輪を取り除いて羽根だけのプロペラ形とすると、流水摩擦の影響が少なくなって、効率が高くなる。これが広義のプロペラ水車であるが、負荷の変化に応じて羽根の傾きを自動的に変えて、軽負荷時の効率低下を減少させるよう改良された形式もあるので、現在では、固定羽根のものをプロペラ水車、可動羽根のものをカプラン水車と呼んで区別している。低落差、大流量の地点には、カプラン水車が最も適している。
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