貯水池・調整池・逆調整池
- よみ
- ちょすいち・ちょうせいち・ぎゃくちょうせいち
発電所の使用水量を調整する目的で、河川の水を貯水する人工または天然の池。流量調整の対象期間が長いものを貯水池、短いものを調整池と呼ぶ。季節によって変動の激しい自然流量を均一化して有効に利用するため、豊水期に余剰水量を貯水し、渇水期に放水して、季節的な補給を行うのが貯水池であり、発電所の負荷の変動に伴う使用水量の変動に対して時間的あるいは短期間の補給を行うのが調整池である。また、発電所の使用水量の変動による下流側の河川流量の変動を少なくするため、発電所の下流側に、河川に戻す流量を均一化させる目的の池を作ることがあるが、これは逆調整池と呼ばれる。
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