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平均値

よみ
へいきんち

 交流波形の正の半周期にわたって平均した値。例えば、$$i = I_m \mathrm{sin}(\omega t – \phi)〔\mathrm{A}〕$$の場合、平均値$$I_a$$

 

  $$I_a = \frac{1}{\frac{T}{2}} \int_0^{T/2} I_m \mathrm{sin} \omega t dt = \frac{2}{\pi} I_m$$

 

ここで、$$T=1/ f=2\pi/\omega$$。

 可動コイル形計器の指針はこの平均値に比例したトルクを受ける。ただし、目盛は、正弦波の場合の実効値で目盛られているので、ひずみ波交流では正しい実効値とならない。

 

(1) 測定値の試料については、測定値を全部加えて、その個数で割った値。すなわち、測定値の算術平均。

(2) 測定値の母集団では、確立密度関係を$$f(x)$$とすれば、

 

   $$\mu=\int_{-x}^{x}x f(x)\mathrm{d}x$$

 

として求められる$$\mu$$の値をいう。

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