抵抗率・導電率
- よみ
- ていこうりつ・どうでんりつ
抵抗の値は、導体種類、形状、温度によって異なる値となる。1辺が$$1〔\mathrm{m}〕$$の立方体の導体の、相対する2面間の抵抗を、その導体の抵抗率といい、一般に$$\rho〔\mathrm{\Omega\cdot m}〕$$で表す。金属は$$1~100\times 10^{−8}〔\mathrm{\Omega\cdot m}〕$$、絶縁物は$$1\times 10^{5} ~10^{15}〔\mathrm{\Omega\cdot m}〕$$程度である。抵抗率の逆数を導電率といい、$$\sigma〔\mathrm{1/\Omega\cdot m}〕$$などと表す。長さ$$l〔\mathrm{m}〕$$、断面積$$A〔\mathrm{m^2}〕$$、抵抗率$$\rho〔\mathrm{\Omega\cdot m}〕$$の導体の抵抗$$R$$は次式で求まる。
$$R = \rho \frac{l}{A}〔\mathrm{\Omega}〕$$
なお、電線などの抵抗率は、長さ$$1〔\mathrm{m}〕$$、断面積$$1〔\mathrm{mm^2}〕$$の抵抗とすることが多い。
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