磁化・磁性体
- よみ
- じか・じせいたい
磁界中に物体を持ってくると、磁界の状態が変化する。例えば、図のように平等磁界中にある物体を置くと磁極を生じ、実線のような磁力線ができる。これは、物体が磁化されたためである。磁化されるものを磁性体という。図のように、磁界の向きと同じ方向に磁化されるものを常磁性体、逆の方向に磁化されるものを逆 (反) 磁性体という、鉄、ニッケル、コバルトなど、常磁性体であるが特に強く磁化されるものを強磁性体という。金、銀、銅などは逆磁性体で、磁化の程度は常磁性体より弱い。
カテゴリ |
---|