磁極の強さ・磁気モーメント
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- じきょくのつよさ・じきもーめんと
磁石の両端にはそれぞれ正極($$+$$:北極:$$\mathrm{N}$$)および負極($$-$$:南極:$$\mathrm{S}$$)が存在する。磁極の強さの単位はウェーバ(記号は$$\mathrm{Wb}$$)である。いま磁極の強さ(磁荷ともいう)$$1〔\mathrm{Wb}〕$$の正磁極を2個空気中で$$1〔\mathrm{m}〕$$の間隔で置いた場合、この正磁極間に作用する反発力が$$6.33\times 10^4〔\mathrm{N}〕$$ のとき、このおのおのの正磁極の強さが$$1〔\mathrm{Wb}〕$$であるという。
磁石について、磁極の強さ(磁荷)と磁極間の距離との積を磁気モーメントという。磁界中に磁界と磁石の軸とが直角に置かれた磁石には、(磁界の強さ)×(磁気モーメント)のトルクが働く。
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