静電エネルギー
- よみ
- せいでんえねるぎー
静電容量$$C〔\mathrm{F}〕$$の平行板コンデンサに直流電圧$$V〔\mathrm{V}〕$$を加えたとき蓄えられた電荷を$$Q〔\mathrm{C}〕$$とすれば、静電エネルギー$$W$$は、
$$W=\frac{1}{2} \frac{Q^2}{C}=\frac{1}{2}QV = \frac{1}{2}CV^2〔\mathrm{J}〕$$
で与えられる。このエネルギーはコンデンサ内で消費されたのではなく、これだけのエネルギーが電極板間の誘電体の中に蓄えられるもので、この両電極を導体で短絡すれば、蓄えられたエネルギーはすべて放電電流の形で放出することになる。また静電エネルギー$$\frac{1}{2}CV^2〔\mathrm{J}〕$$は、磁気回路の$$L〔\mathrm{H}〕$$の中に$$\frac{1}{2}L I^2〔\mathrm{J}〕$$の電磁エネルギーが保有されることと対称をなすものである。
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